1つの縁上でフィレット半径が R5 から R10 に徐々に広がるフィレットを作成する場合は、スケッチ描画画面で、2D プロファイルをフィレット処理し、ソリッド化する方法になります。
- この例では、台形ソリッドにフィレットを作成します。まず、台形ソリッドの上面と底面のプロファイルを作成します。描画しやすいようにビューを変えます。メニューバーの「表示」>「標準ビュー」>「正面」を左クリックで選択します。
- 3D 描画画面左下の XYZ 軸を左クリックし、「空間XY軸によるスケッチ平面」を左クリックで選択します。
- 「長方形」アイコンを左クリックします。
- 底面部分の「長方形」を描きます。Esc キーを押して描画を終了します。
- メニューバーの「編集」>「変換」>「オフセット」を左クリックで選択します。
- 「選択した線分をドラッグする」、「選択されたポリライン」、「オフセットするオブジェクトを増分ドラッグする」にチェックを入れ「オフセットステップ増分」欄に増分値を入力し、「OK」を左クリックします。
- 長方形を左クリックで選択します。
- 上面部分の長方形をマウスドラッグで描きます。Esc キーを押して描画を終了します
- メニューバーの「編集」>「オブジェクトの形状編集」>「フィレット」を左クリックで選択します。
/li>
- 上面のプロファイルの角を左クリックで選択し、「フィレット半径」ウィンドウの「フィレット半径」欄に 5 を入力、「OK」を左クリックします。
- 続けて、同様に上面の別の角を左クリックで選択し、半径を入力、「OK」を左クリックします。同じ手順で残り 2 つの上面の角にもフィレットを作成します。
- 続けて、底面のプロファイルの角を左クリックで選択し、「フィレット半径」ウィンドウの「フィレット半径」欄に 10 を入力、「OK」を左クリックします。同じ手順で残り 3 つの底面の角にもフィレットを作成します。すべての角のフィレット処理を行った後、Escキーを押して終了します。
- 「OK」を左クリックします。
- 「選択したプロファイルを別のプロファイルにロフト」を左クリックで選択します。
- 「ロフト」ウィンドウの「ソリッドの高さ」欄に値を入力し、「ベースプロファイルを選択」を左クリックします。
- 底面のプロファイルの線分を左クリックで選択し、右クリックで選択を終了します。
- 上面のプロファイルの線分を左クリックで選択し、右クリックで選択を終了します。
- 3D 描画画面に切り替わります。赤枠内の縁のように、1つの縁上でフィレット半径がR5 から R10 に徐々に広がるフィレットを持つソリッドが生成されました。