このページでは、 VariCAD のこれまでの更新履歴を紹介しています。
VariCAD は、より一層お客様にご満足いただける製品を提供できるよう、定期的に新しい機能の追加や改良を行っています。
マニュアル、クイックデモビデオ、ヒントのテクニックがオンラインヘルプとなり、
ブラウザでヘルプを参照しながら VariCAD で作業ができるようになりました。
斜めにカットされたパイプソリッドの最も長い寸法を測定できるようになりました。
すべてのタイプのソリッドの軸の永続的変更が可能になりました。
3D ビューから2Dオブジェクトを変換する際、必要に応じてオプションでスプライン曲線で
出力できるようになりました。
JIS 規格(日本工業規格)の部品セクションを新たに機械部品ライブラリに追加しました。
すべての機械部品ライブラリを見直し、最新の規格に準拠したデータに更新、新しい部品も追加しました。
ライブラリ部品に関連するダイアログウィンドウを改良し、さらに見やすくなりました。
コンテキストメニューに機械部品ライブラリに関連する新しいオプションが追加されました。
選択した部品に応じたオプションがコンテキストメニューに表示され、関連部品を簡単に挿入できるようになりました。
例えば、M10 のねじをクリックすると、ナットの挿入オプションがコンテキストメニューに表示され、規格とタイプを選択すると、M10 のナットが自動的に選択され、簡単に挿入できます。
ナットでは、ワッシャーの挿入オプションが表示されます。
ソリッドの表面を選択した場合、形状に合わせて、オプションが表示されます。
例えば、ねじ切り表面では、ねじ穴が検出された場合は、ねじの挿入オプション、外側のねじ切り円筒の表面の場合は、ナットの挿入オプションが表示されます。
軸の場合は、ベアリングまたはリングの挿入オプションが表示されます。
穴の場合は、ねじ、ピン、リング、ベアリングの挿入オプションが表示されます。
ライブラリ部品の寸法の選択中に、選択可能な寸法の候補をマークで表示するようになりました。
3D でのねじ切り部、長さの測定、外径または内径、幅、高さ、厚さが検出されると、選択可能な寸法の値の横にマークで表示されます。
それらの候補から、同じタイプの部品と寸法を簡単に選択できるようになりました。
3D で選択した、単一部品(右クリックオプション)、または複数の部品に対し、選択したすべての部品が同じ場合、それらの部品のタイプを簡単に変更できるようになりました。
選択した部品がすべて同じ寸法の場合、例えばねじの長さや直径を別の長さに簡単に変更できるようになりました。
変更するソリッドは 3D 空間からでも、組立部品ツリー体系からでも選択できます。
ライブラリから挿入した古い部品の選択について機械部品ライブラリに関連した新機能は、バージョン 2020-1.0 以降で挿入した部品に対して利用できます。
これらの機能は古いファイルに入っているデータでは利用できません。
いくつかの機能は古いライブラリ部品でも利用可能です。
ねじ切り表面を右クリックすると、古い部品と新しい部品は同じオプションが表示されます。
最新機能をサポートしているライブラリ部品を選択しているかどうか確認するには、3D 空間で選択モードを切り替えます。
何もないところで右クリックし、ポップアップメニューで「選択方法」を選択します。
「ライブラリ部品を検出、拡張機能」を選択すると、対応データを含んだ部品ライブラリのみ検出されます。
これらの選択モードを終了するには、ESC キーを押します。
複数のソリッドを新規挿入したりコピーする際に、ソリッドの切り取りや追加の論理演算を一緒に実行できるようになりました。
以前のバージョンでは論理演算の実行は 1 つの挿入のみ、または分けて実行することはできましたが、今回の改良で、一回の操作で、コピーした複数のソリッドを、選択したソリッドに追加したり、選択したソリッドから切り取りができるようになりました。
また、ねじ(またはその他ライブラリ部品)を挿入する際、対応するねじ穴を挿入操作中に作成できるようになりました。
ファイルを「開く」ウィンドウと同様に、「最近使用したファイル」ダイアログウィンドウでも、以前使用したファイルを選択する際、ファイルプレビュー、タイトル、コメントを表示するようになりました。
また、通常の「ファイルを開く」ダイアログウィンドウと「最近使用したファイル」ダイアログウィンドウの切り替えが簡単にできるようになりました。
リストはすべての方法(組立部品ツリー構造から開いたり、部品を右クリックして開くなど)で開いたファイルから、作成されます。
さらに、「名前を付けて保存」または「選択して保存」コマンドの際も、このダイアログに切り替えることができ、ファイルを開いたり、保存する際に、ヒストリー一覧からディレクトリ(フォルダ)を選択できます。
以前のバージョンよりもさらに精密に STL ファイルを作成(出力)できるようになりました。
精密度をスライダーをドラッグして、設定できるようになり、よりスムーズに精密度を変更できるようになりました。
さらに、ファイルを保存する前に、三角形で表示して、出力データを確認できるようになりました。
VariCAD 描画画面左下の角に表示される XYZ 軸をクリックするとスケッチ平面の選択オプションが表示され、スケッチ平面選択オプションメニュー上でカーソルを動かすと、対応する平面がハイライトされ、選択したソリッドの軸やソリッドの要素、空間全体の軸の平面 の XY、XZ、YZ の縁が表示されるようになりました。
VariCAD のファイルを「開く」ダイアログで、VariCAD ファイルの 3D データの内容をプレビュー表示できるようになりました。
プレビュー表示される画像は、ファイルを保存すると自動で作成され、編集後のファイル保存時は自動で更新されます。
プレビューウィンドウでは、ソリッドは 3D 陰付きビューで表示され、ファイルやフォルダのタイトルと説明コメントも設定できるようになりました。
また、オプションでユーザー独自に設定したビューからプレビュー画像を作成することもでき、ビューを PNG 形式に保存し、VariCAD 以外で編集しそれをプレビュー画像として再設定することもできます。
Windows エクスプローラの「表示」オプションで、中アイコン、大アイコン、特大アイコンを選択した場合、VariCAD のロゴアイコンに代わり、プレビュー画像をファイルのアイコン表示に設定できるようになりました。
2D DWG、DXF、3D STEP のような VariCAD が対応しているファイル形式には、VariCAD のロゴアイコンが割り当てられ、ファイル形式毎に区別できるように異なる色で表示されます。
低いレベルの部分組立品に挿入されている単一部品を編集する場合、カーソルで 3D 組立品から直接選択できるようになりました。
Ctrl を押しながら、部分組立品上でカーソルを動かし、ハイライトされた部品をクリックすると、パネルが表示され、対応する部分組立品の構造を参照でき、部品を組立部品ファイル上で編集することができます。
また、新バージョンでは現在の組立部品が断面表示されていたり、選択した部品または部分組立品が断面表示されている場合でも組立部品ファイルで部品または部分組立品を選択して編集できます。
3D モデルの変更後の 2D 軸の更新で新機能が追加されました。
ピッチ円を簡単に作成できるようになり、オプションで、中心線とピッチの直径に位置する各円の個別の放射軸も簡単に作成できるようになりました。
これらの軸を作成するには、ピッチの直径に位置する円を右クリックし、ピッチ円の作成を選択し、オプションで中心線とすべての放射軸の作成を選択します。
また、2D オブジェクトを 3D ビューから作成した場合、ピッチ円と軸の寸法は、自動で 3D 変更後に更新されます。
最新 SSL ライブラリ対応版にて提供
組立部品ファイルで部品または部分組立品を編集できるようになりました。
「組立部品で編集」オプションを選択すると、編集したい部品の部品ファイルまたは部分組立品ファイルが自動で開き、組立部品ファイル上でそれらの部品を他の部品が表示された状態で編集できるようになりました。
編集終了後は組立部品に戻れます。部品ファイルまたは部分組立品ファイルへは自動的に変更が反映されます。
穴やシャフトのような円筒表面で、向かい合わせの面の両縁にある 2 点を選択し、円筒の長さや穴の深さを測定できるようになりました。
面取りの縁を検出することも可能で、面取りを含んだ長さも測定できます。
円または円弧の軸、回転表面の軸の作成オプションに加え、縦横寸法として、2 点を指定して軸を作成できるようになりました。
2 点による軸の作成は、例えば、縦に並んだ複数の穴の 1 つの共通軸を作成する場合などに使用できます。
3D カーネル、STEP 入力機能を改良しました。
2D 図面へ 3D ビューを書き出した後、2D 図面で寸法記入を行なっている場合、3D ソリッドが編集されると、記入されたそれらの寸法が、自動で更新されるようになりました。
また、3D から書き出されたオブジェクトの回転軸、円の軸も自動で更新されるようになり、同様に、3D ビューから断面を書き出し、断面の境界線でハッチを作成している場合、それらの断面のハッチも自動で更新されるようになりました。
断面切り取りツールの新機能では、ソリッドのスケッチ平面で、断面を切り取る線分を直接スケッチし、断面を作成できるようになりました。
また、断面を作成したいソリッドの寸法に従って、断面切り取りツールの押し出しの高さの自動設定やベース平面のシフトが可能で、スケッチ完了後、断面切り取りツールは自動で作成され、断面を作成したいソリッドに挿入されます。
断面切り取りツールを編集する場合も簡単で、VariCAD をスケッチモードに切り替え、既存の外形を再描画して編集できます。
切り取りたいソリッドの平面上に直接スケッチして切り取りソリッドを作成し、ソリッドの切り取りを実行できるようになりました。
印刷するファイル一覧を2D 図面形式に従ってフィルタリングできるようになりました。
選択した図面形式のみ印刷したり、選択した図面形式を除いた印刷が可能になりました。
このオプションは、様々なサイズやプリンタで印刷を行う場合に便利です。
2D 軸や回転表面の軸、円の軸を作成する際、既存の軸が同じ場所にあるかどうかをチェックするようになりました。
また、オプションで軸のはみ出し幅を変更できるようになりました。
2D ブロックの作成、編集機能で、2D ハッチ領域の自動検出中にブロックを無視するかどうかを設定できるようになりました。
シートの境界線またはタイトルブロックをブロックとして設定している場合、自動検出されるハッチ領域からそれらのブロックを検出しないように設定できます。
面に対するビューを改良し、平面で 2 点を選択して、X 軸または Y 軸のどちらに沿って表示するか選択できるようになりました。
標準ビュー(上から見たビュー、正面から見たビュー...)に、2 つのアイソメビュー表示機能を追加しました。アイソメビュー 1 は Y 軸反時計回りに表示が回転し、アイソメビュー 2 は時計回りに回転します。
2D 領域またはスケッチ中に、XY 座標のセットの記述により作成された、2D オブジェクトを挿入できるようになりました。
これらの座標は、*.txt のようなテキストファイルや *.csv(値がカンマ区切り)から読み込まれます。
座標から作成される 2D オブジェクトには、ポリラインや、2 点を接続した単線のセット、点から補間された NURBS 曲線(開いた NURBS 曲線または閉じた NURBS 曲線-始点と終点を接続した継ぎ目がない)、点のセットや中心点の XY 座標と直径または半径で定義した円があります。
VariCAD の 3D モードでは、3D マウスボタンで次の機能を利用できるようになりました。
VariCAD のスケッチモードでは、3D マウスボタンで次の機能を利用できるようになりました。
これらのコマンドは、3D マウスボタンで利用可能です。 より高機能なモデルは、最大 12 ボタンまで表示が可能です。 VariCAD 機能は表示で描写されます。 VariCAD 機能に関して問題に直面した場合は、「cfg」コマンドを実行し、空間マウス設定を選択、「VariCAD キーの変更を受け入れる」をクリックします。