このページでは、 VariCAD のこれまでにリリースしたバージョンの更新履歴をご紹介しています。
VariCAD は、お客様により一層ご満足いただける製品をご提供できるよう、定期的に新しい機能の追加や改良を行っています。
リリース日:2021/12/2
溶接記号と公差記号を 2D 寸法オブジェクトとして作成できるようになりました。
既存の記号をさらに編集できるようになり、記号の詳細な内容、溶接記号/公差記号のタイプ、そのほかの属性を編集できるようになりました。
既存の溶接記号/公差記号に対し使用されているスタイル(色、線の太さ、フォントなど)を変更できます。既存の記号の位置も変更できます。
オプションで、溶接記号/公差記号を単一オブジェクトにするかブロックにするか事前に設定し作成することもできます。
既存のビューの書き出しに対し、書き出されたソリッドの設定を変更できるようになりました。
既存の書き出しの変更は、選択したソリッドのみの書き出しに対しても、全てのソリッドの書き出しに対しても可能です。 同様に、書き出したビューのクリップ領域を変更できるようになりました。
一般的な NURBS 表面の板金の展開が、より精密になりました。
板金から 2D 図面を作成する際のオプションを追加しました。
板金のシャープな縁に対し、異なる線の属性を選択できるようになり、丸まった縁のような接線接続部分に対しても、異なる線の属性を選択できるようになりました。
2D 寸法のすべてのタイプ、溶接記号や公差記号、矢印が付いた文字列を含め、3D ビューとリンク付けできるようになりました。
矢印の先が 3D ビューから作成された線分に配置されていて、3D モデルが変更された場合、リンク付けされた寸法オブジェクトの位置が調整されます。
溶接記号、公差記号、矢印が付いた文字列は寸法の一部として考慮されます。 これらの寸法オブジェクトは、2D オブジェクトの選択でサブオブジェクトとしてフィルタ選択ができるようになりました。
例えば、寸法オブジェクトをフィルタ選択すると、サブタイプオブジェクトとして溶接記号を選択できるようになりました。
また、角度寸法に新しいオプションが追加されました。
180 度までの補角寸法のオプション、180度以上の寸法のオプションに加え、90 度までの余角寸法を追加しました。
選択した表面のパッチに対し、色を個別に設定できるようになりました。
事前定義の設定に従ってソリッドの色を表示する様々なオプションが追加されました。
表面を異なる色に設定した場合、色の設定が無い場合はデフォルトの色や残りのソリッドの色で表示されます。
色設定のダイアログパネル画面も分かりやすく、設定も簡単になりました。
事前定義の 2D ビュー(ズーム/パーン)、3D ビュー(ビューの回転、ズームとパーン)を改良しました。
事前定義のビューのリストをビューのリスト上でカーソルを動かすとビューが変わり、対応するビューを即座に表示するようになりました。
ビューを確認したり、現在のビューを保存したり、事前定義のビューを再描画したい場合は、リストの行をクリックします。
新バージョンでは、デフォルトの色や他の描画、モデリング属性のオプションがより多彩に設定できるようになりました。
3D モデリングでいくつかの改良を行いました。主に 3D フィレット機能で改良を行いました。
リリース日:2021/6/7
色と線スタイルの設定で、2D の線分の太さを選択できるようになりました。
太さはレイヤーで事前に設定できます。
様々な場面で線の太さを選択でき、3D からの 2D ビューの作成時や、2D のシートの境界線、溶接と公差記号や、アイテム番号の一部の表示などで選択できます。
2D 描画領域と、スケッチ画面で、端点、交点、円の中心などのすべてのマーク、方向矢印、一時作図補助線や円、検出されたオブジェクト、マークされた一時表示の位置が、 よりクリアに表示されるようになりました。検出されたオブジェクト、角、作図線は太線でハイライト表示されます。
作図線を作成または削除する場合、右クリックで表示されるポップアップメニューからアクセスできるようになり、より便利になりました。
また、ポップアップメニューから作図線を作成する場合、作図線を開始する始点を指定するときはいつでも、円弧、曲線、線分の端点の位置で右クリックすると、接線と同じ方向またはその反対方向にするかを選択できるようになりました。
また、線分がハイライト表示されている状態で端点を右クリックすると、タスクを終えるまで、一時作図補助線の表示をキープするかどうかを選択できるようになりました。
永続的な作図線の挿入時も、端点または中点を右クリックすると、一時作図補助線を接線の方向またはその反対方向に沿って表示するかどうかを選択できるようになりました。
2D 描画領域や、スケッチモード、3D で、カーソル近くで表示される座標が白背景で表示され、見やすくなりました。
正しくない位置が検出された場合は、座標の背景が赤に変わります。
3D ビューとリンクした寸法を作成した場合、寸法は自動的に更新され、座標背景が緑で表示され、寸法のステータスを確認できるようになりました。
また、2D の位置入力では、文字列の挿入点にスナップできるようなりました。
これにより、既存の文字列を参照して、新しい文字列を簡単に挿入できるようになりました。
既に設定されたビューの書き出しの管理が簡単になりました。
3D ビューの一覧にある行の上でカーソルを動かすと、対応する 2D オブジェクトがハイライト表示されます。
2D 描画領域では、2D オブジェクト上で Ctrl キーを押しながら、カーソルを動かし、3D ビューが検出された場合は、3D ビューのすべてのオブジェクトが一緒にハイライト表示されます。
また、右クリックのポップアップメニューから、3D ビューの書き出しの管理オプションを選択したり、対応する 2D オブジェクトとともにビューの書き出しを削除するオプションを選択できるようになりました。
多重線作成機能では、2 つ目のオプションとしてポリラインを作成し、定義した距離でオフセットとして 2 つ目の線を作成するか、カーソルを使用して動的にドラッグして作成できるようになりました。
シャフトまたは楕円の作成機能でも、さらに新しいオプションが追加されました。
新機能として、楕円を含む 2D スプラインを伸縮できるようになりました。
さらに、2D の円や円弧をスプラインに変換できるようになり、伸縮させて楕円にすることができるようになりました。
印刷機能では印刷される線分の太さを事前に定義し、印刷される太さに2D の色を割り当てることができるようになりました。
また、印刷される領域のプレビュー画面では印刷される色や、(カラー印刷の場合)出力される色に従って表示されるようになりました。
作成されたソリッドの表示をポップアップメニューから切り替えられるようになりました。
通常、作成された輪郭が正しい場合は、ソリッドは緑色で透過表示され、輪郭を自動で選択できない場合は、赤色で表示されます。
時々、透過ソリッドは 2D 描画の表示で見にくい原因となっていましたが、右クリックのポップアップメニューからソリッドの透過表示のオン/オフが可能になり、3D 空間で複数のオブジェクトがあり、陰付き表示がオンになっている場合、編集ソリッドを透過表示のままにするかどうかを選択できるようになりました。
モデリングカーネルを改良しました。
STEP ファイルの入力機能を改良しました。
リリース日: 2020/11/16
マニュアル、クイックデモビデオ、ヒントのテクニックがオンラインヘルプとなり、ブラウザでヘルプを参照しながら VariCAD で作業ができるようになりました。
斜めにカットされたパイプソリッドの最も長い寸法を測定できるようになりました。
すべてのタイプのソリッドの軸の永続的変更が可能になりました。
3D ビューから2Dオブジェクトを変換する際、必要に応じてオプションでスプライン曲線で出力できるようになりました。
モデリングカーネルを改良しました。
STEP ファイルの入力機能を改良しました。